Philharmonie de Paris

2017/02/05 (Sun) 23:46 | Ray of Light



この写真から察するに、僕たちの座席は、オーケストラの左後ろに位置し、演奏が始まるまでは、これはどうしたもんか?と思っていましたが。 一曲目 Georges Bizet “Carmen Ouverture” みんなが知ってる”ジャンジャカジャカジャカ、ジャンジャカジャカジャカ、ジャンジャカジャカジャカじゃーーん!” を聴いた瞬間に、このコンサートホールのクオリティーの高さを実感できました。

コンサートホールの設計には、下記のように大きく分けて3つのタイプがあります。

  1. 長方形型でオーケストラの前に観客席が配置される
  2. 円型でオーケストラを取り囲むように観客席が配置される
  3. U字型でオーケストラを取り囲むように観客席が配置される

パリに新しくできたコンサートホール Philharmonie de Paris はこの2と3の間のような構造で、アンシンメトリーで有機的な建築です。
だから、自分が何階にいるのか判りにくいです。

管弦楽は、トランペットは前を向き、クラリネットは下を向き、チューバは上を向き、ホルンは後ろを向き、、、と、音が四方八方の壁にバウンズすることで、空間的な広がりを見せています。いや響かせています。

この有機的な建築設計をデザインしたのは僕の尊敬するジャン・ヌーベル氏(http://www.jeannouvel.com/)ですが、室内音響設計を担当したのはMarshall Day Acoustics社(http://marshallday.com) となんと、日本の永田音響設計(http://www.nagata.co.jp/)です。凄いね日本の技術! 後ろ側でも良く聴ける!!!(違うか?!)
世界のあらゆる地域でコンサートホールの音響設計をされているようです。
ちなみに、設計当初の予算の2倍かけて完成したそうで、パリが音楽にかける熱意を感じますよねー、税金だけど。

今夜のタイトルは、PARIS EN FÊTE(パリ祭り)。
よって、最初から”ジャンジャカジャカジャカ、ジャンジャカジャカジャカ、ジャンジャカジャカジャカじゃーーん!” で始まり、フランスの歌劇の歴史を面白い解説付きで紹介してくれました。 演奏の合間に入るMCが、喋りすぎでしょ~とつっこみたくなるくらいでしたが、実はオーケストラのオーボエ奏者だったそうで、ホンマ芸達者やなーとダブルつっこみ入れるような楽しいコンサートでした。

今度は、真正面の席をリザーブしてみよう!